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THE Power of
Perspectives and Humour

組織におけるGender-Based Violence & Harassment(GBVH)を考える会は深刻な状況もユーモアと多様な視点からのアイディアによって、抑圧的な社会構造の中でも活路を拓き、潜在している被害者にとっての希望になることを目指します。

組織における
Gender-Based Violence & Harassment
を考える会

社会的に相対的に弱い立場に置かれている人びとは、暴力や差別の被害に遭いやすい状況にあります。

さらに、そうした被害の経験は、精神的にも身体的にも深い傷を残すことがあります。これら一連の過程を通じて、被害を受けた人びとは心身の脆弱性を高められるだけでなく、所属する組織のなかで周縁へと追いやられるなど、社会的に排除されていくことがあります。そして、その排除があたかも正当であるかのように扱われてしまう場合も少なくありません。

 

このような被害と社会的排除の連鎖をいかにして食い止めることができるのか。また、排除を正当化してしまう社会的構造そのものを、どのように問い直し、変えていくことができるのかが、私たちに課された重要な課題です。

「組織におけるGender-Based Violence & Harassmentを考える会」は、学術的な立場からこの課題に向き合い、社会的に不利な立場に置かれやすい人びとが、暴力やハラスメントから守られる社会的環境の構築を目指して活動しています。

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Grandville - Les Métamorphoses du jour | Public Domain

代表挨拶

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樋口麻里 北海道大学文学研究院 教授

学校や職場、地域のコミュニティ、政治団体など様々な組織において、女性として生きる人々が主体的に組織の意思決定に携わることは日本社会ではまだまだ珍しく、「当たり前」とはなっていません。

現実の社会とりわけ組織集団において、ジェンダー不平等は、抽象的な概念としてではなく、個別具体的な性差別として生起します。それは、差別対象となった女性やその女性を支える周囲の人々に沈黙を強要し、彼女たちを組織の周縁に追いやり、様々な機会を捉えて彼女たちの尊厳を踏みにじるといった、極めて具体的な様相を呈します。そうした具体的な差別の現実の数々に直面することで、女性として生きる人々たちは疲弊し、場合によっては組織からの撤退を余儀なくされます。

また、女性を抑圧する組織は、他の社会的マイノリティの人々をも抑圧します。そのため、女性に対する抑圧の解消は、女性だけではなく、すべての人に関わる問題です。

こうした問題意識のもと、本研究会では、社会学とフェミニズムの知見に軸足を置きながら、「男性への同調」と「男性が許す範囲内での活躍」を女性に求める組織文化から脱却するにはどうすればよいのかについて、様々な領域の研究者、実践家と協力して学術的・学際的な視点から探求します。それにより、女性の意見や存在そのものが尊重される組織環境を考え、提案し、ジェンダー平等な社会の実現を後押ししてまいります。

Members

quokka

社会学やフェミニズムを専門とするメンバーが在籍し、組織におけるGender-Based Violence & Harassmentについて勉強しながら、社会的に不利な立場に置かれやすい人が、暴力やハラスメントから守られ、かつその意見や存在が尊重される社会的環境の構築を目指して活動しています。

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